静音サーバ(ハードウェア編3)

http://d.hatena.ne.jp/t-tkzw/20040808#p1 の続きです。
IDEのスマートケーブルを買ってきてDVD-ROMドライブに取り付けました。これで完成です。
ケースファンの音がうるさいので、ファンを止めることにしました。しかし、HDDの放熱が心配だったので、秋葉にて温度センサーを買ってきてHDDの表面温度を測ることにしました。
室温が30℃くらいの状態で計測しました。
ケースファンを動かしている状態でHDDの表面温度は36〜37℃でした。止めた状態では約1℃上がった感じです。利用環境的には55℃までは大丈夫とのことなので、15℃くらいは余裕があり、通常は止めても問題ないという結論に達しました。
http://www.toshiba-europe.com/storage/products/OtherDocs/Datasheet/MK8026GAX_Datasheet.pdf
ちなみに、ヒートレーンやケース上部の温度は40〜42℃くらいでした。手で触れる温度です。
でも、今年の夏のように日中の室温が40℃を超える環境ではファンを動かした方が安心できますね。

ケースファンを止めたときのマシンの音は本当に静かです。夜中に1m以内に近寄って始めてハードディスクの回転音が聞こえてくるくらいです。時計の針の音が気になるくらいのレベルで気になるかもしれません。日中は全く気にならないでしょう。

なお、Fedora Core 2ではACPIがデフォルトで有効になっているので、電源ボタンを押すとシャットダウンが始まり、電源が切れます。ファイルサーバとして使う範囲では電源の入れ切れだけで使うことができます。便利になりました。色々な人に感謝です。