"〜"問題

最近構築した静音サーバのOSはFedora Core 2です。Fedora Core2の端末の文字符号化方式は標準ではUTF-8です。そのため、利用するソフトウェアの設定をUTF-8を使うように設定しました。

普段、OSがWindows XPであるノートPCからその静音サーバにputtyでログインして、文書やらメールやらを読み書きしているのですが、Muttというメーラでメールを送ろうとしたときに問題が生じました。なぜか作成したメールのcharsetパラメータがUTF-8になってしまうのです。以前から、文字コードの問題については色々調べていたので、ISO-2022-JPで扱えない文字があるためにUTF-8になったのだろうとすぐに判断はできました。作成した文書を調べてみると、怪しいのは"〜"くらいです。そのため、"〜"を削除したら無事にcharsetパラメータはISO-2022-JPになりました。つまり、"〜"が問題だったのです。

どうしてそうなったのか調べてみました。"〜"のコードはWindows XPではU+FF5E(Fullwidth Tilde)です。一方、Fedora Core 2で利用しているCライブラリのglibc 2.3.3ではU+301C(Wave dash)です。要はSamba3と同じ問題が生じているのです。
http://www.miraclelinux.com/technet/samba30/iconv_issues.html