Armadillo-240を使い始めてみた

目的もなくArmadillo-240を買ってしまったので、なんかいろいろ模索してみます。

USBシリアルと小型LCDモニタ

組み込み系の機器を扱うのにシリアルポートがないとお話にならないのですが、日常的に使用しているPCはほとんどノートPCになっていて、シリアルポートがないので、USBシリアルケーブルを購入しました。amazonでポチッたのはArvelブランドのSRC06USBです。

さらに、Armadillo-240はVGA出力が可能なので、小型LCDモニタが欲しいと思い、amazonPCiの7.1inchカラー液晶モニタLCD-7CXも購入しました。XGA対応の優れものです。

という買い物を3日前の深夜に行い、昨日届きました。

衝動買いって楽しいなぁ

カーネル等のアップデート

特に何も考えずに、OP-NF256MRTC-20(RTC付NANDフラッシュモジュール)をオプションで付けてしまいました。

しかし、アットマークテクノのサイトには次のような注意事項が掲載されています。
http://armadillo.atmark-techno.com/news/090123/a200-nand-read-write-error

Tera Termでシリアル接続してみると、カーネルのバージョンは2.6.12.3-a9-15でした。不具合対象のカーネルです。そのため、カーネルのアップデートは必須のようです。
ついでに、他のフラッシュメモリのイメージも更新することにします。

「Armadillo-200シリーズ ソフトウェアマニュアル」を読むと、JP2をショートさせてHermitコマンドプロンプトを起動させる必要があるとのことなので、そのようにしました。
次に、ダウンロードして展開したHermit-Atを起動させ、Linuxカーネルユーザランド(Recover)をv1.09にアップデートさせました。

JP2をオープンにして、機能し直して、ログインしてみるとカーネルのバージョンは2.6.12.3-a9-17になりました。