PCの熱対策

http://d.hatena.ne.jp/t-tkzw/20060717/p2

今日は涼しいですが、最近暑い日が続いています。ファイルサーバが置いてある部屋の温度が35℃を平気で超えています。ファイルサーバはCPUファンしか付いていないので、ケース内の温度が45℃を超えています。ちょっとやばいぞということで、ハードディスクの温度を計測すると54℃という値が表示されてちょっとあわてています。

この熱への対策としてすぐに行ったのは、スペーサーの上にケースを横にして置いたことです。
MZ915-Mはケースの左右に通気のメッシュがあります。ケースを横倒しすることにより、通気のメッシュを上下に配置します。こうすることにより、自然対流による廃熱効果があるはずです。ケース内の温度を計ってみると40℃前後で、PCの稼働状況としては問題ない程度だと思います。
しかし、ハードディスクの温度はそれほど下がっていません。ハードディスク自体からの放熱がうまくいっていないようです。それではケースファンでも付けようかと思ったのですが、ケースファンを付ける場所がありません。仕方なしに、45mm角の小さいファンを買ってきて、ハードディスクのマウント用のねじ穴一カ所で無理矢理固定して、ハードディスク用の区画にに風を流すようにしました。また、DVD-ROMドライブに接続しているIDEケーブルを外して、中の風通しを良くし、また、ケースを置いているスペーサーの高さを20mmにしました。これで全般的に風通しがよくなったはずです。室内温度34℃の状態で、ハードディスクの温度は44℃でした。これで、問題は解決しました。


結論はこんな感じです。

  • 自然対流をうまく利用すれば、CPUファンだけでも、ケース内の温度はある程度下げられる。
  • ハードディスクからの放熱を効率よくさせるためには、ハードディスク用に別途ファンが必要である。