東京JAZZ総評
総評といってもたいしたことは書けません。
音響
去年は音が鳴りすぎて音環境的にはかなり悪かったです。
今年は去年の反省を踏まえてかステージや客席の配置を変えたり、後方の壁に暗幕を垂らして反射音を減らす工夫をしたりしていました。その結果としてかなり改善されて、音の鳴りはあまり気になりませんでした。
また、コンソールの人の対応がちょっと悪かったのかなというのが気になりました。音が小さいから音量を上げてくれといった指示をミュージシャンがコンソールの人にしているのにすぐに音量を上げてくれなくて苛々しているのが伝わってきたのがいやでした。
タイムスケジュール
インターミッションの間にステージの切り替えを行っているのですが、セッティングにかなり時間がかかっていました。時間を計っていないけど、ヘッドハンターズのセットに20分以上かかっていたと思います。
時間の遅れが全て最後のスーパーユニットのセッションに影響がでました。50分の予定が20分くらいしか演奏していませんでしたから。
夜の部だけを観に来た人は物足りないと思ったのではないでしょうか? 昼の部と夜の部のプログラムの配分が悪いと思います。昼の部のプログラムの一つを夜の部に回せばちょうど良いのではないかと思います。
私みたいに一日通し券で見た人は12時半から22時半までの長丁場で体力的にかなりきつかったりするのですけどね。
飲食
飲食が可であるのはジャズフェスの醍醐味だと思います。ビールやワインを飲みながら演奏を観るのはすばらしく楽しいです。
2002年と2003年の東京JAZZでは味の素スタディアムで行ったため、アリーナ席では水以外の飲食不可だったのがかなり不満でした。
演奏
プログラムは良いですね。私好みの選定です。演奏も総じて良かったです。
ヘッドハンターズの演奏はハービー好きの人にとっては必見のライブでした。