Pentium Mの性能

http://d.hatena.ne.jp/sgtsuzuki/20041026 へのコメントです。

発熱

Pentium Mの発熱ですが、気温が下がっているせいもありますが、ケースの排気の温度は手で感じる分にはそこそこ下がっているようです。巨大なヒートシンクを付けてファンレスにするのも不可能ではないですが、熱の除去のためにケースファンなどが結局必要なんですよね。
上面と下面が網になっているケースがあれば上昇気流で熱の除去ができるかもしれないですが、普通のATXケースでは見かけないですね。

性能

で、Pentium Mの性能なのですが、SPEC(http://www.spec.org/)の結果で参考になりそうな結果があります。

http://www.spec.org/osg/cpu2000/results/res2004q2/cpu2000-20040614-03081.html
http://www.spec.org/osg/cpu2000/results/res2004q2/cpu2000-20040614-03080.html
Pentium M 755(Precision Mobile Workstation M60)
CINT2000: 1528
CFP2000: 1087

整数演算はPentium 4 3.6GHz相当で、浮動小数点演算はPentium 4 2.4GHz相当です。前回の日記のHDBENCHの結果では同クロック周波数のPentium 4(Northwood)に比べて、整数演算は2.5倍、浮動小数点演算は1.3倍になっています。整数演算はとんでもなく速いが、浮動小数点演算は少し速いくらいって感じです。