RADEON X800XT

今年の6月か7月にDOOM3の推奨スペックが出ました。そのとき、我が家のタワー型マシンではPentium 4 2GHzとMatrox Parheliaという構成で明らかに能力不足でした。そのため、CPUとVGAカードを買い換える計画を立てました。

VGAカードはDOOM3では必要最低限のRADEON 9800XTを買うことで決まりました。問題はCPUです。Pentium 4は電力消費量が100W近くまで上昇するという馬鹿馬鹿しい状況になっていたので、可能な限り回避したかったのです。冷房のない部屋でこのマシンを動かしたらかなり暑くなるでしょう。実際に今年の夏は異常に暑かったので耐えられなかったでしょう。そこで、ノートPCでも速さを実感できるPentium Mはどうかと検討しました。これはこれで対応するマザーボードが品薄でかつ高いという問題がありました。また、Pentium M自体も上位の物はかなり値段が高かったです。

そんなこんなで迷っていたら、8月になり、アメリカでDOOM3が発売しました。その週に秋葉のオーバートップに行き、DOOM3の輸入物がいつ頃入荷するか訊くついでにパーツを見ていました。とりあえずはVGAカードを買い換えないとゲームにすらならないだろうということで、SAPPHIREのRADEON 9800XTのバルクを買いました。確か4万円くらいでした。週末にDOOM3が入荷したので速攻購入して、DOOM3をやりました。しかし、当初の予想通りに少し能力不足でした。敵キャラが増えてくるとコマ落ち状態になりました。

どうしようかなぁって悩んでいると、AOpenからPentium Mマザーボードがでるというニュースが出ました。これでマザーが手に入るぞと思ったのですが、水不足?で10月上旬に延期。一方、Pentium Mも調べると10月中旬に2.1GHzの765が発売し、同時期(10月17日)に従来品の値下げを行うという情報がありました。そのため、しばらく待っていました。

AOpenのマザーボードi855GMEm-LFSは10月上旬に無事発売しました。残るはPentium Mの値下げでして、昨日の時点で先行値下げを行っているショップがあるとの情報がありました。そのため、今日は秋葉にPentium M 755とAOpenのマザーボードを買いに行きました。

Pentium Mの値下げを行っているショップがいくつかありました。その中でもUSER'S SIDEが一番安くて5万円ちょっとでした。下記の記事がそれです。ちなみに、たまたま居合わせて、このニュース記事の写真を撮っているのを近くで見てました。
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20041016/etc_dothanpd.html
しかし、Pentium M 755は売り切れていました。735と715しかないとのことでした。高い値段で買うのはいやなので一週間後に再び買いに行くことにします。

手ぶらで帰るのも何なので、RADEON X800XTを買うことにしました。DOOM3ではRADEON 9800XTは力不足な感じでした。RADEON系で速いVGAカードはX800XT PEかX800XTになりますが、速度の違いと値段の違いを比べるとX800XTがよい感じです。しかし、X800XTはPCI Express用のみでAGP版がなかったわけですが、最近AGP版が出回り始めたのでX800XTが購入候補になりました。DOOM3をやるなら素直にGeForce系を選べばいいのですが、どうも電気食い・高発熱というイメージがあるので回避しました。X800XTが安そうな店を探してみて、クレバリーでSAPPHIREのバルクが税込み57748円で売っていたので購入しました。

現在、9800XTとX800XTの効果の違いを見るために9800XTのベンチマークを色々取っているところです。続きはまた明日。