[comp][book] すべてわかる仮想化大全2010 / OpenVZ
私が日経Linux誌に書いたOpenVZについての記事がムック「すべてわかる仮想化大全2010」にて再掲載されています。
- 作者: ITpro/日経コンピュータ/日経SYSTEMS/日経Linux
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2009/10/08
- メディア: 雑誌
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私の中では実験的にいろいろなOSを動かすのであればVMwareを、恒常的にLinuxサーバを動かすのであればOpenVZを使っています。OpenVZはOSのデプロイもテンプレートファイルを展開するだけなのでほぼ一瞬で終わります。そのため、一時的に開発環境が必要なときにも重宝しています。
OpenVZはchroot環境でinitを動かすようなモノなので、ほぼネイティブに近い状態で動きます。
構造上、当たり前と言えば当たり前ですが、ホストOSとの時間がずれない。これは結構重要です。ちなみに、コンテナ内でntpdを動かしてみたら怒られてntpdが終了しました。なお、デバイスがらみで動かないソフトウェアもありますが。
OpenVZはオープンソース化されたときに日本では一時的に話題になったのですが、その後、あまり話題に上がらなくなっているのですよね。
ハイパーバイザー型だけが仮想化ではないぜってことでOpenVZもよろしく。