BrendanがMuttの開発リーダーに

http://marc.theaimsgroup.com/?l=mutt-dev&m=117213180616596&w=2

1週間以上前の話ですが、Muttの開発リーダーがThomasからBrendanに変わりました。

ThomasはRFCに厳格ではないものは嫌っていたので、文字エンコーディングの指示がないメッセージの文字エンコーディングを推定する機能$assumed_charset等のパッチを長年拒否し続けてきました。

しかし、Brendanがリーダーになってから、これらのパッチをあっさりコミットしてくれました。非常にうれしいですね。

http://marc.theaimsgroup.com/?l=mutt-dev&m=117298430316014&w=2

さらに調子に乗ってCJK対応のwcwidthのパッチを先ほど投稿してきました。
これと森山さんのiconv-hookパッチとcreate_rfc2047_paramsパッチがコミットされたら日本語の利用環境としては十分に使えるものになるでしょう。
森山さんのiconv-hookパッチに関してはAlainに任せて様子をみましょう。
機種依存文字対策は森山さんのiconvにCP50220/CP50221を追加するパッチがCライブラリやlibiconvにコミットされないと標準ではできないですが。

mutt-1.5.14

Mutt-1.5.14が出ています。日本語パッチもあります。
http://www.emaillab.org/mutt/download1514.html